●鉛バッテリーのサルフェーションをパルスにて除去して復活・長持ちさせます。
●最近このような機器が各社から販売されています。
数千円〜2万円を超えるものがあります。
この手の機器は、実際に効果が目でみえないし、効果がでるまでに数ヶ月かかります。
よって、なかなか手が出せないと、思っている方も多いでしょう。
そこで、自作という方法をとってみました。
自作のサイトもいろいろありますが、電子回路の知識がないと、
回路図がわからない?・部品がわからない?・部品はどうやって調達するのか?などがあります。
半田付けさえできれば、製作できるように簡単にしてみました。(有料の技術情報ページで)
部品代は、1個当たり安い店で集めて
600円程(配線・端子・ケース・ハンダ等の消耗品は、含まず)
市販品以上の性能も出せます。
詳しくは下のページをみてね
●すべてのバッテリーが復活するわけではありません。
バッテリー内部の電極が物理的に欠落や破損している。
過充電で電極版が破損している。
極端に端子間電圧が低い。
等のバッテリーは復活しません。
●対象のバッテリー
バイク・車・電動の乗り物・電動フォークリフト・UPS(無停電装置)類等の大小に関係なく鉛バッテリーが対象です
電圧は、6V・12V・24V・48V (使用電圧・使用用途により一部回路変更と部品の変更があるます)
●使用用途は以下のタイプ
常時取り付けタイプ
常時ON(常にパルスが出ている) 大型車両・大型バッテリー用
充電中のみON 普通自動車・バイク等
バッテリーを外して復活タイプ
強制的に復活(高パルスを与える)
●市販品と同等又は、それ以上の性能で強力にできます。(部品定数の変更のみ)
●実用性・余裕のパワーを重視して設計していますので、少々大きく・部品数も少々多くなっています。
●メニュー
サルフェーションとは
基本回路図
動作原理
市販品との比較
実際に製作する回路図
自作品の性能
動作結果(効果のほどは)
実際に製作時の技術資料
技術資料の申し込み
"ぶつぶつ" ひとりごと
■
サルフェーションとは?
バッテリーが放電する時に電極板の表面に結晶を作り通電能力を低下させてしまう現象をいいます。
この結晶が大きくなってくると電極の通電できる面積が減るので、バッリー性能が低下してしまいます。
これが、寿命の一部と言われています。
この結晶をパルスを加えて、その衝撃で分解してしまおうと言うのがこの回路です。
結晶に有効なのは、立ち上がりのパルスのみと言われてますので、電圧さえあれば使用電流は少なくてすみます
■
基本回路図
■
動作原理
IC 555 の3番出力がONになるとMOS FET がONになります。 A点
すると、L1に電流がながれて、L1にエネルギーが貯まります。
IC 555 がOFFになると、MOS FET がOFFになります。 B点
L1に貯まっていたエネルギーがC4コンデンサー電圧とプラスされて、D3を通ってバッテリーに戻ります。
C4電圧はバッテリー電圧で、L1電圧が加算されてL1電圧分がパルスとしてバッテリーに加わります。
(L1(コイル)は、与えた電圧+−に対してエネルギーを開放すると反対のー+で出力されます)
L1コイルに電圧を加えるとショートしてしまうと思われますが、コイル容量に達するまでには、ショート状態には
ならず、容量を超えて飽和状態になった時点でショート状態となり、大電流が流れます。
よって、飽和状態になる前にパルスをOFFにします。
■
実際に製作する回路図
●一般的に入手しやすい部品で構成しています。
●FET・L1の内部抵抗により出力パルス電圧が変化し、その制御の為にRA・RBの定数が決まります。
定数を間違えてL1が飽和してしまうと、FET・L1・L2を瞬時に燃やしてしまいます。
●詳細の作り方・定数などは、技術情報提供料 200円で閲覧できます。 詳しくは、こちらへ⇒
■
市販品の性能
●とある有名な製品 12V仕様
発信周波数 10kHz
パルス電圧 +450mV(バッテリー端子間)
動作時の消費電流 33mA
動作していない時の消費電流 10mA
動作開始電圧 11.9V以上
バッテリー端子間電圧測定のオシロスコープ写真(ACレンジにて測定)
●とある輸入品のパルス機能付充電器
発信周波数 38kHz
パルス電圧 +300mV(バッテリー端子間)
バッテリー端子間電圧測定のオシロスコープ写真(ACレンジにて測定)
●以上2機種を調べてみました。
詳細データー(波形の拡大映像等)は、有料ページに記載しています。
■
自作品の性能
●使用できる電圧 6V・12V・24V・48V(使用電圧により部品・回路が違います)
●使用できるバッテリータイプ 鉛バッテリーなら何でも(密閉タイプ・UPS用も含む)
●使用できるバッテリー容量 小から大までなんでも
●発信周波数 2000Hz(バッテリーの負担軽減)
10000Hz(市販品レベル)
15000Hz(市販品より少し上のレベル)
50000Hz(強制))
●発信パルス電圧(端子間電圧) 0.6V (市販品レベル)
(12Vの場合) 1.2V (市販品より少し上のレベル)
6.0V (ちょっと強力)
24.0V (すごく強力・2日で復活)
いずれも、製作時に選択可能
●消費電流 使用用途により変わります(10mA〜200mA)
(12V常時取り付けタイプだと、動作時30mA・動作してない時5mA程)
●サンプル機の写真
■
動作結果(効果のほどは)
●テスト開発に使ったバッテリーは40AHタイプのディープサイクルバッテリー・普通乗用車バッテリー・UPS内の完全
密封バッテリー・トラック用12Vバッテリー2個・フォークリフト用48Vバlテリー等。
ディープサイクルバッテリーとは、電動の乗り物・電動フォークリフトなどで利用されていて、あり程度使い切って
も、充電できるタイプで、普通の自動車用バッテリーは、常に充電されていなければならず、ある程度使い切っ
たら充電ができなくなってしまうタイプです。
●ディープサイクルバッテリーも過放電してしまい、電圧が11V以下になるとダメになってしまいます。
このダメのなったバッテリーにパルス電圧の強力なのを加えてテスト
安定化電源(14.0V)で数mVで充電しながら回路を動かして 3日目で比重計が動きはじめ(赤ライン)
1日ごとに比重計の目盛りが1づづ上がり、1週間で、黄色ライン・2週間で緑ラインで復活です。
このディープサイクルバッテリーは、復活しやすいタイプですので短期での復活ができます
●普通自動車用バッテリー
2年程使い上がってしまったので、交換して3年程眠らしていたパナソニックの密閉型バッテリー
電圧が8Vに対して充電器で一度充電して11Vまでにして、安定化電源で取り付け。
比重が計れないので、電圧の落ち込みで確認しました。
1週間で電圧は、13V 1ヶ月で正常と思われるとこまで復活。2週間ほど外してました。
電圧が、11.5Vまで低下。まだまだと思い再度取り付け。2ヶ月で復活。
●UPS(無停電装置)用バッテリー(完全密閉型)
症状としては、バッテリー駆動で60分動くものが、10・20分しか動かない。
この時のバッテリー電圧は開放状態で12Vありますが、電圧があっても内部の容量が低下しています。
これに高圧のパルスをかけてみました。
結果、なかなか復活しませんで、2週間目から効果が出てきました。比重は計れないので(完全密閉式)UPSに
バッテリーを戻してバッテリーのみの駆動で電動ドリル(無段変速タイプ500W)を動かしてテスト、不良時は、
回し始め3秒で停止。2週間後、数十秒動いた。つまり、時間をかければ復活します。
2ヶ月で復活
●トラック用12Vの2個直列接続のバッテリー
8年近く使い込んでいて端子電圧が24V以下、エンジンが動いていても充電電圧が27Vしか上がらない古い
タイプでテスト1か月取り付け後、エンジンの始動がスムーズになり端子電圧も25.5Vまで回復。
●電動フォークリフト用48Vバッテリー
あまり使わない電動フォークリフトで過去に2回程充電を忘れてバッテリーを空状態近くにして、自力で充電でき
なくなった物。バッテリー電圧が12Vまで低下してしまい外部電源にて強制的に充電。10回程の充電で電圧は
回復するが、実際の動作が、数時間動作するのが、数十分しか動かない状態に取り付け。
結果、2ヶ月程で通常動作まで復活。
このバッテリーもディープサイクルバッテリーなので復活しやすかった。ただ、容量が大きいので時間がかかり
ました
●
すべての鉛バッテリーがこのように復活するわけではありません。
ここに記載した例は、復活した分です。復活ができなかった物も2個程ありました。
また、復活後には、延命器を常時取り付けておくと効果が維持します。
■
実際に製作時の技術資料
●こちらは、有料といたします。 技術資料提供料として
200円 です。
以下より メールアドレス ・ 振込み時の名義名 を入力してください。
折り返し、返信メールが届きますので、そのメール内のアドレスにアクセスしてください。即、閲覧できます。
料金は、後払いで1週間以内にお振込みください。振込み先は、返信メール内及びアクセスするサイト内に記載
してます。
●一度お支払い頂くと何度でも閲覧できます。
内容は、不備・変更・新情報等があれば都度変更になります。
●実際の回路製作では、
コイルに貯めるエネルギーの制御が細かいです。
コンデンサー値・コイル値・抵抗値はもちろんですが、MOS FETの種類によって、抵抗値などの定数が変化します
これは、計算上とか電子回路シュミレーターでの時とは違います。
よって、私の場合は、実際回路により各バッテリーに接続して定数と部品を確定しています。
この定数を間違えると、瞬時にコイル・FETを燃やしてしまいます。
(大きいバッテリー電流がもろにかかってしまう為)
●技術資料の内容
難しい技術的な計算式とかは、ありません。実際に作って計測しています。
実用的な回路図と詳細説明 (常時ON回路・自動ON回路等)
各部品の説明(リンク)と各部品の役割説明
部品リストと部品の写真・仕様(データーシート含む)
使用方法に対する各定数表(使用方法・電圧により定数が変わります)
使用電圧・発信周波数・パルスの電圧別になっています。
部品の購入可能先の紹介
実際に個人で部品を入手できるサイト(ネット通販)を紹介しています
(入手困難なコイルも一般的な物を使用しています。)
市販品の性能比較(パルス波形の拡大写真等)
感光プリント基板用印刷データー
各試作品の実物写真・テスト写真
テスト結果
部品の見方のリンク
半田付けの上手な方法のリンク
作り方の説明(写真)
■
技術資料の申し込み
●技術情報提供料
200円 です。
●以下より、メールアドレス・振込み時の名義名を入力して下さい。
折り返しメールが返信されます。
返信されたメール内に技術情報閲覧用のアドレス・パスワードがありますので、そちらにアクセスしてください。
●利用料金は、後払いでOKです。(1週間以内の振込みをお願いします)
● 申し込みは
こちらへ⇒
■
”ぶつぶつ” ひとりごと
この回路の部品金額は、3000円程の原価ですが、この回路定数を決めるのに、いろいろとやりました。
テスターは壊し、コイル・FETをいくつか焼いてしまい、部品も多めに購入したりして、掛かった経費は、
30000円を超えてしまいました。
いやー 思ったコイルがなかなか個人購入できなくてこまりました。(2週間ネット上をあさった)
その経費と次回の開発費に少しでもと思い有料にしてみました。 安いとおもいますよ! 200円は!
できばえは、市販品よりもいい性能だと思います。
効果絶大です。
閲覧ありがとうございました。
■お問い合わせは
質問・ご意見等は、
こちらへ⇒ (メインのサイトに移動)